冬市場の動き予想第1弾
- たこす。
- 2019年12月3日
- 読了時間: 6分
今回は迫り来る冬の移籍市場での動きを考えてみたいと思います
まず放出の噂がある選手から
アリアス
レマル
コスタ
ダリオポベダ
次に放出論がある選手
ジョレンテ
シャポニッチ(レンタル)
獲得の噂がある選手
FW
カバーニ(PSG)
ロドリゴ(バレンシア)
ファビオシルバ(ポルト)
レイニエルジェズス(フラメンゴ)
MF
ブルーノギマラエス(アトレチコPR)
DF
マティアスヴィニャ(ナシオナル)
また、アトレティコは会長のエンリケセレソが
放出なくして獲得はない
と既に明言していますから、既存の戦力を放出して、新たなる選手を獲得ということになるでしょう。
獲得の噂が上がっている選手は市場価値が高い選手、あるいはEU圏外枠を必要とする選手がほとんどですから、必然的にアトレティコ内でもレギュラーをつかみきれていない市場価値の高い選手、EU圏外枠の選手の名前が上がってきます
※EU圏外枠
ラ・リーガではEU未加盟国の国籍しか持たない選手の登録を3名までに限定しており、現在アトレティコでは、ブラジル代表DFレナンロディ、ブラジル代表DFフェリペ、コロンビア代表DFサンティアゴアリアスがEU圏外枠を占めています。
具体的な動き
1⃣まず、昨日、香川真司が所属するサラゴサへの移籍内定が報じられたFWダリオポベダですが、コスタが離脱している現状でもほぼ機会を与えられていないこと、セグンダBで驚異的な成績を残していることを考えると慰留はほぼ不可能かと思います。
一年半前にビジャレアルBから加入して以降、レギュラーを張り続けてきましたが今季ここまでのBチームの躍進において、最大限の貢献をしてくれましたし、もしステップアップを望むのであれば快く送り出してあげたいと思います。
2️⃣放出戦略
①現在、放出の噂、不要論が耐えないフランス代表トマレマルですが、現在レマルのポジションは人員過多とは言わないまでも戦力の充実してるポジションであり、レマルは現状アタッカーの4番手となっています。
シメオネのサッカーには彼の適性ポジションであろうトップ下が存在しないのが致命傷となっているようにも感じます。
彼は18年夏に当時クラブ史上最高額で獲得した選手ですが、期待に応えているとは言えず、先に述べた事情から1番必要なストライカーで大型補強を行うために、それなりの額のオファーがあれば放出される可能性は高いと思います
②ジエゴコスタは、今季の怪我をするまでのパフォーマンスは低調なものであり、高額な年俸もあって放出の噂が上がっていましたが、頚椎椎間板ヘルニアで手術をしたため、復帰が移籍市場が閉じてからとなるため、今冬での放出は基本的にはほぼ不可能かと思います。
③アリアス
今期新加入のトリッピアにレギュラー争いで遅れをとるアリアスも放出の噂がされる選手の1人です
パフォーマンス自体は悪くなく、トリッピアとの使い分けもできる選手ですが、移籍の噂がされる理由はいくつかあります。
1つ目には、彼がEU圏外枠の選手の中で唯一レギュラーでないこと。
2つ目には右サイドバックにはヴルサリコもおり、ヴルサリコの冬での売却がほぼ不可能であること。
3つ目には、比較的安く獲得した選手であり、売却で利益を得られること
が挙げられます
アトレティコのような選手層が薄いチームで、1ポジションに3人も在籍しているのは人員過多以外の何者でもありません。その上、圏外枠の選手を獲得する際には圏外枠を空ける必要がありますが、その場合はアリアスが筆頭候補となってしまうことが挙げられます。
しかし、ミランが狙っているという噂こそあれ、それ以外に具体的なオファーもないようなので移籍の確率はそれほど高くないのかなと思います。
(ミランはコンティの調子が上がってきたようなのでカラブリアの放出等がなければ、獲得に動くことは無いでしょう)
ジョレンテに関してはここではスルーします。
シャポニッチはここまで出番が与えられない以上、レンタルで結果を残すのが1番なのかなと思いますが、一月以降はコパも始まるのでそちらで使う計画があれば残留すると思います。
3️⃣獲得戦略
獲得の噂がある選手は、基本的には選手層が足りてないと一般に指摘されるポジションに集中しています。
例えば、即戦力のストライカーと長期的にチームの中心を担える新星ストライカーは間違いなく必要ですし、ロディのみしか本職がいない左ラテラルも補強が必要でしょう。
中盤のブルーノギマラエスはシメオネがジョレンテに求めていた役割を果たせる選手という評価が現地メディアではなされています
カバーニ、ロドリゴについて言えば、モラタの負担を軽減しなおかつ得点量産が期待できる選手として、なんとしても獲得して欲しい選手ですし、レイニエルジェズスやファビオシルバも中長期的にチームの力となれる選手で、ストライカーの年齢層が比較的高い現時点で良い刺激にもなれる選手だと思います。
とはいえ、彼らは市場価値が高い選手であるため、レマルなどの放出は必須であると思われ、放出等で予算を得てから獲得という流れになるでしょう。
また、獲得が唯一噂されるウルグアイ代表DFヴィニャですが、移籍金は900万ユーロ程度と噂されているようです
しかし、まだ実績も少なく、EU圏外枠が必要であるため、アリアスを放出してまで獲得するメリットは大きくなくむしろリスクが大きいと思います。フロントもそのことはわかっているでしょうから今冬の獲得はこれまた可能性としては低いと思います。個人的にはPSMで及第点以上の活躍を見せたマヌにも出番を与えて欲しいなあ、と思っていたり笑
4️⃣レンタルバック
少なくとも、ストライカーのバックアッパー問題はローマにレンタルしているものの冬での早期返却も噂されるカリニッチなどで解決することも出来ますし、金銭的な面も踏まえてもそれが最善の策になる可能性は高いと思います。
まとめ
基本的に放出と獲得について、色々な制約に触れながら考察してきましたが、「売れないことには始まらない」のは事実であり、そちらの話が現状でてきていないので、冬のテコ入れは最小限になる可能性は高いと思います。
今のチームの問題が1人選手が加入してからと言って簡単に解決するとは思いませんし、それ以外のところから見つめ直す必要もあるでしょう。
カンテラからチームのために戦える選手を召集して使うなど、移籍市場の動きだけで解決しようとせずに長期的な視野で問題解決に努めて行くべきだと思いますし、その過程としての選手の放出獲得であれば必要なものだと思います。
とりあえず、CL決勝トーナメント進出、CL圏内復帰をめざして12月残りの試合を、チョロアトレティコらしく一戦一戦全力で駆け抜けて欲しいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました🙇♂️
AupaAtleti!!!!!
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