リーガ第六節 マジョルカVSアトレティコ レビュー(雑感?)
- たこす。
- 2019年9月26日
- 読了時間: 4分
更新日:2019年9月27日
ソシエダ戦に敗れてから三戦未勝利のアトレティコは、昇格組マジョルカのホームイベロスター・エスタディに乗り込みました。週末にマドリードダービーを控えるアトレティコは、DFリーダーのヒメネス、負傷明けのMFレマルを休養とし、招集しませんでした。
そして、対戦相手のマジョルカには、いうまでもなく、大注目を浴びるMF久保建英が所属しています。
その久保はこの試合でリーガ初先発を飾りました。
この試合の両チームのスタメンになります。↓

アトレティコは右のサウールをターゲットにし、フェリックスが下がってきてビルドアップに絡みながら攻撃を展開。
サイドバックがサイドの高い位置に張り、インテリオールが中に絞ることで人数をかけて中央で崩すシーンも見られました。
注目の久保は右のインサイドハーフ、あるいはサイドハーフとしてプレーします。
サウールやビトロ、フェリックスにチャンスが訪れますがものにできず、0‐0のまま試合は進みます。
26分、コケが自らのCKのこぼれ球を再びセンタリングするとコスタが叩き込み先制!!
その直後には、フェリックスのオーバーヘッドでハンドがありPK判定となりますが、直前のフェリックスのトラップでハンドがあり判定は覆ります。PKは遠い…
その後いくつかチャンスを迎えるも前半は1‐0のまま終わります。(強いチームはもう一点取れるんだろうな)
後半開始早々、セカンドボールに反応したコケが、エルナンデスエルナンデス主審と交錯しかけ、その流れから日本の至宝久保建英にシュートを打たれますが、何とか失点は回避…(ヤン君とサヴィッチは仲がいいんだからディフレクションもなくしてね)

後半からアトレティコは中盤の並びを変更しましが(上図参照)これがうまくいかず、57分にビトロに代わってコレアが入ります。
うまくいかなかった理由としては、コケの推進力不足、サウールトーマスの組み合わせの悪さなど多々あると思いますが、攻撃面ではうまくいっていた前半から変更した理由がわかりません。しいて言うなら右サイドの守備強化でコケをサイドに回したことだと思います。
また、自分は、コケはピボーテの選手としては必要不可欠だとしてもインテリオール起用には反対です。
話を戻して、並びを変えてからうまくいっていなかったアトレティコですが、コレア投入を機にペースをつかみなおします。トーマス→コレアのホットラインや、コレアのライン間での受け、ターンなどコレアの能力が存分に生きたのではないでしょうか。
60分ごろにはエリアのすぐ外でコレアがジュニオールを倒したり(ノーファール)と危険なシーンも続きますが、64分にFKの流れからこぼれ球をフェリックスがゴールに流し込み2‐0とします。
68分にモラタをコスタに変えて投入し、コスタを休ませることもでき、一安心かと思いきや、セットプレーのこぼれ球を拾った久保の仕掛けからプラッツにヘディングシュートを許すなどピンチを招きます。
そして76分、モラタへのスルーパスがカットされたシーンでモラタとシスコカンポスの間で口論が勃発。両者にアマリ―ジャが出ますが収まり切れないモラタは二枚目をもらってしまい、わずか八分での退場となってしまいます。
十人での戦いを強いられたアトレティコですが、83分にフェリックスに変え、ジョレンテを投入するなど守備を固め、最後にコレアが義務イエローをもらって試合は終了。
と、試合は眠れる獅子と化していたコスタ、新エースフェリックスにゴールが生まれ2‐0で勝利し、4戦ぶりの勝利となりました、良かった…
あくまで三番手の立ち位置と思われるフェリペがMOM級の働きを見せ、夏に放出目前だったコレアもジョーカーとしての役割を果たせていることも考えると、今週末のダービーに向けたプラス材料なのかな、と思います。
問題はここ数試合流れのなかからの得点が無いことだと思います。
チャンスは作れているだけに、最後の局面でFW陣に仕事をしてもらうほかありませんが…
そこはまあ、ようやくゴールが決まったコスタのケチャドバを期待しましょう(笑)
文中でも触れてきましたが、今週末はマドリードダービーです!!!
絶対勝ちましょう!!!
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