スーペルコパについて雑に考える
- たこす。
- 2020年1月12日
- 読了時間: 4分
ご覧頂きありがとうございます
何故か参加している(色々考えはありますが、コパに出たかった...)スーペルコパの初戦についてつらつらと雑感を述べてまいります。
なんで勝てたのか...
これはもう、オブラクのおかげ、という所でしょうね。何点分止めてくれたのか...笑
彼の凄さはハイライトだけでも見ておけば存分に把握できるはずです(2失点も1回目はとめてるし笑)
あとは、試合のキーになるプレーで、VARが発動した所でしょうかね。ここだけの話、メッシのゴールのハンドは個人的にはすごく微妙に感じました。
まあ何はともあれ、1点差で80分まで凌げていたことがほぼ全てでしょう(苦笑)
ではまず、なぜあそこまで押し込まれていたのか、という所について
これはもう簡単な話で、ツートップが守備を全くできない上にしないのに、4-4-2で立てこもるいつも通りの手段に出たからでしょう。
バルサは天敵ブスケツが1枚降りて3枚でビルドアップを最終ラインから行います。だからこそ、コスタグリジの守備の上手いツートップですら守備がハマらないわけですけども、現状のモラタフェリックスは守備免除でもされてるのか、ろくに前プレもコース切りもしません。
そのために自陣でたてこもる▶️クリア▶️セカンドボールを拾われる▶️押し込まれる......
の無限ループとなってしまいます。
ではどうやってこの悲惨な状態から形勢逆転出来たのか考えたいと思います
まず1つ目、これはTwitter上でも言ってる方が多い意見でしたが、ボールを運べる、時間を作れるフェリックスを1列下げて、前プレに行けるコレアを前に出すという変更が早く行われるべきだったと思います。
この変更こそ、形勢逆転のひとつの鍵だったと思われます。
もうひとつ大きかったのはビトロの存在です。
ビトロは低い位置からボールを運んで時間を作れる選手です。このビトロが投入され、低い位置でボールを持つことで周りの選手が前に出る時間が作れますし、ビトロはスルスルとボールを運ぶorファールを貰える選手ですから、殴られ続ける展開から脱却させることが出来る選手です。
ビトロの投入とコレア、フェリックスのポジション変更で左右非対称な4-4-2になりました。(ビトロがインサイドハーフのような4-3-3のような感じ)
最後に大きかった(?)のはコケとジョレンテの交代だと思います。コケは負傷でネガトラも前への推進力も大きく欠いていましたし、ジョレンテは技術こそおぼつかないものの、運動量と推進力のある選手です。3点目の起点となったのもジョレンテでしたね。
主にこの三つの要素に、攻め疲れたのか集中力の欠けたバルサDF陣という要素が噛み合わさって予期せぬ大逆転が起きたと言えるのではないでしょうか。
この大逆転、トーナメント戦でのアトレティコの強さ(?)を久々に垣間見られたことなど良い点もありましたが、そもそも、80分までの出来を考えると大問題でしかありませんし、ツートップの守備意識等は見直す必要があると思います。
ここからはジョレンテについて
また、勝利の立役者の1人となったジョレンテですが、この試合だけで評価を大きく変えることは自分は反対です。(もちろん個人の価値観だと思いますが)
投入10秒でファール▶️VARで取り消されたものの、ゴールとなるフリーキックを与えたのは軽率の一言ですし、あのプレーがある以上、信頼して使い続けるにはリスクが伴うと思います。
一方で今日の最後の10分のような、オープンな展開となると、繊細な技術よりもフィジカル面の強度が重要になってきますし、そうした展開では彼の力は必要となってくると思います。
ですので、これまで守備固め以外の起用法がほぼなかったことを考えると、バルセロナ戦のプレーが起用方針にとって大きな参照となることは間違いないと思いますし、それがわかっただけでも良かったかもしれません笑
他にも攻撃面でモラタの積極性が見られたり、ビトロが本領を取り戻したり、コレアが攻守に大車輪の活躍を見せたりと良い点もありましたから今後の試合に活かして欲しいですね。
それでは決勝戦、デルビーでの勝利を祈って...
AupaAtleti!!!
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