アンヘルコレアってどんな選手?
- たこす。
- 2020年2月13日
- 読了時間: 8分
0️⃣アンヘルコレアとは
アンヘルコレアはアルゼンチン出身のサッカー選手でアトレティコ・マドリーに所属しています。
本名はÁngel Martín Correa Martínezで1995年3月9日生まれです。
また、愛称はAngelito(アンヘリート)です。
1⃣アンヘルコレアという選手に惚れた理由
自分がアトレティコを見はじめるようになったのは15-16シーズンの終盤でした。
16-17シーズンに入り1ヶ月、シーズン最初のビッグマッチだったバルサ戦、この試合こそが自分がアンヘル・コレアのファンになった試合です。
正直、それまでは攻撃陣だとカラスコだったりグリーズマンだったりが目立っていて、存在感のある選手ではなかった気がします。
しかし、この試合も昨季までのように後半途中からの出場だったコレアは、1点ビハインドのチームを一人で救ってみせました。
このゴールについては説明するより見た方が早いのでこちらを見てください(笑)⬇️
この試合のこのプレーで自分はコレアの虜になってしまったわけです(笑)
2️⃣通算成績
アンヘルコレアの過去の成績です。
2桁ゴールこそありませんが、昨シーズンを除きかなり得点に関与しているのです(自分も驚きました...)
※ちなみに、14-15シーズンからアトレティコに移籍しており、そのシーズンは心臓の病気で欠場しています
3️⃣アンヘルコレアの現在
今シーズン、アンヘルコレアは右サイドのレギュラーに定着しつつ、セカンドトップでもプレーしています。
1番の武器は必殺ターンで、ボールを受けると同時に相手DFラインを引き裂きます。そのため鋭い縦パスを出すことが出来るトーマスと相性が非常に良いです👍
また、昨季まレギュラー定着の足枷となっていた安定性の欠如で課題とされ(コレアガチャとまで呼ばれていた)が改善され、チーム内で最も得点に関与している選手の1人です。(10G2Aのアルバロモラタと同率)
そのモラタとは黄金コンビを結成しており、右サイドのハーフスペースで受けたコレアが仕掛けて折り返す▶️モラタが詰めるという形は今のアトレティコに数少ない()確立された得点パターンです。
また、現在のツートップのレギュラー(ジョアンフェリックスとアルバロモラタ)は守備貢献が非常に少ないのが難点ですが、コレアはそのふたりとは対照的に、最前線からプレスをかけたかと思えば、自陣深くまで戻る程の守備貢献も見せています。👏👏
かなり書いてしまいましたが、後で長所短所のところで詳しく説明します
4️⃣経歴(アトレティコ以前)
アンヘルコレアはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスから、北西に350kmの所にあるアルゼンチン第3の都市ロサリオで生まれました。
(※この都市の有名なサッカーチームはニューウェルズとロサリオ・セントラルです)
有名なチェ・ゲバラの出身地でもあるロサリオですが、数多くの有名サッカー選手を排出してきた街でもあります。少し挙げてみると、メッシ、ディ・マリア、バネガ、マスチェラーノ、マキシロドリゲスなどの名前がありますね。
アンヘルコレアはそんなロサリオの中でもかなり貧しいとされるラスフローレス地区出身です。幼いコレアの身近には麻薬犯罪なども蔓延していたといいます。
そんなコレアですが、幼少期に悲劇に襲われます。彼は12歳までに父、さらに2人の兄弟を失ってしまいます。彼はこの現実から逃避するための手段としてサッカーに没頭していくことになります。2007年にプロデビューすることになるサン・ロレンソの下部組織に入団します。
コレアは多数の兄弟がおり、稼ぎ手の父を失った家庭はコレアにその役割を任せることになりました。
その後コレアはサッカー選手として順調なキャリアを歩みます。2011年にはユース選手権に出場し、18歳でプロデビューを飾ることになります。
デビュー後の活躍もめざましく、2014年5月、19歳のコレアは移籍金約600万ポンドでアトレティコ・マドリーへの移籍を決めます。
しかしここでさらなる悲劇に襲われます。
メディカルチェックで、心臓に腫瘍が発見されてしまうのです。当時彼が主力として活躍するサン・ロレンソは、コパ・リベルタドーレスの準決勝まで勝ち上がっていました。しかし彼は、後のキャリアを優先することを決意し、準決勝と決勝の出場を諦めて治療に専念することにしました。
幸い治療は順調に進み、2014年12月13日に正式に移籍が決定します。
2015年の1月から開催された、南米ユース選手権(U20代表)で彼はピッチに帰ってきます。主力としてプレーしチームを優勝に導く大活躍を見せました。
(※ちなみにこの時の得点王はチョリート、ことジョバンニシメオネです笑)
5️⃣アトレティコでのコレアの歴史
アンヘルコレアは、2015年8月22日のラス・パルマス戦でアトレティコでのデビューを飾ります。
そして9月19日エイバル戦で初ゴール、初アシストをマークし、9月30日のベンフィカ戦ではCL初ゴールも記録します。
15-16シーズンは比較的ストライカーの層が薄かったこともあり、前線全ポジションで基本的にはジョーカーとして初年度から多くの出場機会を獲得しました。
16-17シーズンは序盤、先述したバルサ戦のゴールを決めるなどアトレティコ移籍後最もゴールに絡んだシーズンでした。このシーズンも継続して途中出場がメインではありながらも、少しずつ右サイドハーフとしての起用が増えていきました。
17-18シーズンは右サイドハーフのレギュラー格に定着し、ジョーカー起用も合わせてシーズン三試合(うちコパ1回戦2試合、サスペンション1試合)を除き全試合に出場し、キャリアハイの9ゴールを記録するなど飛躍の1年になりました。がシーズン後のロシアW杯は選外となってしまいます。
翌18-19シーズンは確保したサイドアタッカーの主力格というポジションを、新加入のトマレマルに奪われてしまいます。そんな中でも前半戦のチームのほとんどのゴールに関与するなど存在感を高めていましたが、結果が出ないレマルが重用される中で出場機会を減らし調子も落としてしまいます。結果、後半戦はピリッとしないプレーに終始し、シーズンオフには放出候補の筆頭となってしまいます。
ミランからは40mの提示が、モナコからは55m(違約金満額???)の提示がありましたが、本人はミラン行きor残留を決意します。結局ミランとのクラブ間合意がまとまらず残留に。
さらに、前シーズンのサスペンションが溜まっており、最初の数試合を欠場するなど苦しい状況ながらも気持ちを切らさず、バレンシア戦のジョアンの負傷を機にポジションをつかみます。
そこにいたコレアは今までの、アトレティが知っていた、パフォーマンスの波が激しいコレアではありませんでした。チームの攻撃陣最高の守備貢献に、サイドでも最前線でもゴールに絡み続ける継続性、モラタとのホットライン形成にオフ・ザ・ボールの動き向上と良い点を上げてもキリがありません😁
一旦は放出目前だったコレアは今やチームの中心選手としてプレーしているのです...
6️⃣良いところ
いい意味で空気が読めないところが1番に挙げられます。チームの悪い雰囲気を意に介さず、ゴールに向かってしかけ続ける姿勢は悪い雰囲気に流されがちな今のアトレティコにとって欠く事の出来ないものでしょう。(代表例は去年の忌まわしいユーベ戦セカンドレグ)
他にも、怪我人が大量発生がデフォのアトレティコにおいて、コレアのような怪我をしない選手は多少無理の聞く存在として大きな存在です。(前エースもそんな感じだったなあ...)
更に、改善点が年々しっかりと改善されているところも挙げられるでしょう。
正直、昨季は長年の課題である安定性の欠如だけでなく、決定機のミスも多ければ、不用意なボールロスト、不必要なファール、イエローカード、守備の軽さなど放出候補になるのも仕方ないプレーも多かったです。が、今季になるとそのほとんどが改善され、さらに長所も目立つようになって来ています。
攻守に走り続けて85分を回っても、ロングスプリントをすることが出来る無尽蔵なスタミナも大きな武器と言えるでしょう。(バルサ戦の決勝ゴールやグラナダ戦終了間際のロングスプリントとボールキープ)
今後の成長にも期待ができる見ていて楽しい選手です。
7️⃣悪いところ
安定性の欠如、プレーの荒さ軽さがコレアの難点の代表例でした。今となってはこれも過去の話ですが...
それでも、アルゼンチン人らしい()気性の激しさは治していかなければなりません。
以前にデルビーでベンゼマの頭に的当てをしたシーンなどは最悪の極みですし、もう二度としては行けないことでしょう。
今のコレアは過小評価された存在だと思います。
今のアトレティコがCL争いに加われているのはコレアの貢献が非常にでかいのは事実です。
他クラブのサポーターに嫌われることは必ずしも悪いことではありません。しかし、正当な評価を得るためにも、不用意なプレー、行動は減らさなくてはならないでしょう
8⃣ベストゴール
コパ(VSサンアンドレウ)
リーガ(VSジローナ)
その他コレアのゴラッソまとめ
これらのゴールのようにコレアのゴールはチームの流れを変える、チームに勝ち点をもたらしてくれるゴールが多いです。これもまたひとつの魅力でしょう。
9️⃣まとめ
コレアは普通の人では計り知れない悪夢と戦い勝ち抜いてきた選手です。精神面も非常に強く、物怖じせずにプレーできますし、チームの流れを変えることが出来る選手です。課題だった結果も今シーズンは出せていますし、今後のアトレティコを担う選手になります。間違いなく。
これからのコレアのアトレティコとアルゼンチン代表での活躍を祈って記事の締めとさせて頂きます。長々とした文章を最後までお読み頂きありがとうございました。
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